１ポーズ　１カット　１ショット　１組
業界の仲間内でも意味がゴチャゴチャになっています。私も正しい定義は判りません。でもちょっとまとめてみました。
１ポーズ　ポーズに大きな変化をつけない範囲　どこからが大きな変化になるのかあいまいです。例えば立って全身のポーズでも、右向き左向きは１ポーズの範囲　しかし後ろ向きやカメラを近づけて半身程度にすると違うポーズとなり、プリントの注文をすると２ポーズ料金になる。
１カット　１ショット　意味は同じ。ポーズをほとんど変えずに数枚撮影する。１ポーズより範囲が狭いいと考えられる。
１組（ひとくみ）　記念写真の場合同じコマから初めに出来上がる最低のプリント枚数の単位　１組２枚としている店が多い　焼き増しのときは１枚づつ注文できる。　近ごろは価格破壊の波により１ポーズ１枚での価格設定をしている店も出て来た。しかし割高感が生じる。ちなみに当店は１ポーズ１枚の料金設定です。

四切　小四切　六切　八切
大きい順に並べるとこのようになる。全紙という約５０ｃｍ×６５ｃｍの紙を切り分けて使ったところからこの言葉ができたらしい。台紙に入れたときの画面寸法は店により若干の差があるが当店では、四切(22.5×28.0cm)　小四切(18.5×25.0cm)　六切(16.0×23.0cm)　八切(13.0×19.0cm)

Ｌ判　サービス判 手札判
これもプリントのサイズの事　２０年程前まではサービス判と言えばＥ判（約７×１０ｃｍ）が主流であったが 今ではＬ判（９×１２．５ｃｍ）があたりまえになっている。お客様はよく「普通の写真」と言うが、Ｌ判の事を指している。
手札判とは大きさとしてはＥ判なのだが、手焼きと言って１枚づつトリミングや色調を調整してプリントするので綺麗。ただしお値段が高め。しかしＬ判などの機械焼きもまれにドンピシャリの綺麗な色調でプリントされる事もある。

プルーフ　セレクト　ベタ焼き
数枚のネガフィルムやデジカメデータからプリントに使うコマを選ぶ為に作る。小さいサンプルプリントの事。
プルーフ　数多く色々なポーズを撮影し気に入ったポーズがあれば、注文する。
セレクト　１つのポーズにつき数コマ撮影し、そのうちのどれかを選ぶ。当店はコレ。
ベタ焼き　フィルムと同じ大きさにプリントされたもの。　露光するときにフィルムと印画紙をベタっと密着させて作るのが語源。

トリミング　フレーミング
どの部分を画面として画角を構成するか決める手段。フレーミングは撮影のときにどこまで写すかを決める事。トリミングはプリント時にネガフィルムに写っているどの部分を印画紙にプリントするかを決める事。

複写　コピー　ダイレクトプリント
同じ写真の複製を作る手段。
複写はプリントをカメラで撮影する方法。ネガフィルムができるので、数多く作ったり大伸ばしのときは便利。
コピーはカラーコピー機を使って簡単に作る事（写真店ではあまりやっていない。コンビニでどうぞ）。比較的安価。
ダイレクトプリントはコピーする紙が印画紙なので、通常の写真とほとんど変わらないものが出来る。
そのほか最近ではスキャナーでパソコンに取り込み、画像処理をして印画紙にプリントする方法もある。

注意：写真には著作権があります。作者の承諾無しに複製を作ると著作権法に抵触する恐れがあります。写真館の写真をコピーする事がこれに該当します。

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